こんにちは。
前回は歯間清掃の大切さをお話しましたが、今回は正しい使い方・コツをお話したいと思います(o´・ω-)b
歯間清掃の道具は、歯間ブラシもしくはフロスがあります。
それぞれ太さや形、タイプが様々ありますので、どれを使ったらいいか分からない。
という方は、歯科で歯科衛生士に指導してもらった際にその方に合ったものを教えてもらうのがベストでしょう。
こちらでは道具の使い方をお話していきます!
まずは歯間ブラシにについてのお話です♪
歯間ブラシは使う場所や使用する歯間ブラシのタイプによって、 使い方がやや異なります。
I型と呼ばれるこちらのブラシがまっすぐなタイプと、
L型といわれるブラシが曲がっているタイプがあります。
前歯の場合は、 どちらも歯間部にゆっくり歯間ブラシを挿入して、前後に数回動かしてください。
奥歯の場合は、 I型はブラシを曲げてから、L型はそのまま あまり口を大きくあけず、
歯間ブラシで頬の内側を押し出すようにしてブラシ部分を歯間部に挿入し、左右に数回動かしてください。
なるべく歯に沿うように、かつ色んな角度から入れて清掃すると よりプラーク除去率が上がります(`⌒´)ノ!
歯間ブラシは流水で汚れを落としながら使用してください。
汚れたまま次の歯間へ通してしまうと効果が半減してしまいますので
気を付けてくださいね( ・ㅂ・)و ̑̑
また、ブラシがシリコンでできているものとワイヤータイプのものがありますが 、
シリコンなどのゴムタイプだとプラーク除去率が悪い為、 ワイヤーのものを使ってください◍˘‿˘◍
さらに、歯間ブラシのサイズですが、様々なサイズがあり メーカーによっても多少サイズが異なってくるので
サイズ選びも重要なポイントになります!
サイズの選び方は、歯と歯の隙間よりも小さめで、 歯間部分にスッと入るものを選びましょう。
きつい歯間ブラシを長期間使った場合、金属のワイヤー部分で擦られることで、 歯が削れてきてしまうことがあります。
ですが、歯肉炎で腫れていた歯肉をきちんと歯科ブラシで清掃を続けていると歯肉が引き締まり、
反対にサイズアップした方がより効率的に清掃できることもあるので、
使っているうちに変化を感じたら歯科で相談しましょう(´ω`)ノ
もちろん最初に使うサイズが分からない場合などもご相談くださいね☆
次はフロスについてです♪
デンタルフロスの本来の目的は、歯の隙間に挟まったものを取ることではありません。
歯と歯の隙間のものが取れたからOK!と、ケアを終えてしまうかもしれませんが、 それではデンタルフロスの正しいケアとは言えないのです。
デンタルフロスは、歯の表面についたプラークを取るのが目的で用いられています。
デンタルフロスの角度を変えながら、歯の表面をこするようにして歯垢を剥ぎ取るのです。
もし、使い方が間違っていれば、毎日フロスを使っても虫歯や歯周病予防にはならない可能性も…。
当院でもフロスを使用していても使い方が間違っていて、虫歯になってしまい フロスの使い方を見直す方がとっても多いです(・∀・;)
歯の詰まりものだけのケアに使っている方は、注意が必要ですよ。
デンタルフロスには大きく分けて2タイプあります。 毎回切って指に巻いて使用する、糸巻きタイプと 柄がついているホルダータイプがあります。
先にも述べましたが、フロスは歯に沿わせることが最大のポイントです!!
どちらのタイプを使うにしろ、上の図の様な 沿わせる使い方をするようにしましょう!
詰め物や被せものがある歯では、取れかけている詰め物、被せものがある場合もあるので、
フロスを上に引き抜くのではなく横から引き抜くとこができる糸巻きタイプが オススメですが、
不器用で糸巻きタイプを上手く使いこなせない!という方は ゆっくりと静かに動かすようにしましょう。
引っかかった時に無理に引っ張るようにすると、歯に負担がかかる可能性が あるので引っかかった時にはゆっくりと引き抜きましょう*
また、フロスを使うことによって 歯間の清掃と言う面だけでなく、初期の虫歯や歯周病などの早期発見につながります。
その理由は、歯ブラシでは気づくことができない、以下のような症状に気づくことができるからです。
以下の項目に当てはまるものがあれば、虫歯などの初期段階である可能性が高いです!
★歯と歯の間でザラザラした感触がある
★歯の表面が凸凹していて引っかかる感じがする
★歯同士が重なる箇所以外の毎回同じ部分でフロスが引っかかる
★出し入れの時に糸がひっかかってバラバラになる
歯の詰め物や被せ物は、経年劣化などで外れてしまったり、浮いてしまったり、 グラグラと不安定になっていることがありますが、
フロスを使うことで早く不具合に気づくことができるのです。
フロスが切れる、ひっかかるなどの異常があれば、被せ物が外れかけていたり、
詰め物の間から虫歯にっているなどの可能性がありますので、 歯科で検診を受ける際などに相談してみてくださいね☆
フロスや歯間ブラシを正しく上手に使いこなして、 虫歯や歯周病を予防しましょう٩(。θ◡θ。)۶
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
皆さん、歯と歯の間の清掃、毎日してますか?
歯ブラシだけで十分でしょ!やってもたまにだなぁ…
こんな返答が多いかもしれません(´∀`; )
日本人の歯への意識は世界の中でも特別低く、近年は意識が高まってきましたが、
まだまだ低い方も多いのが現状です。
患者さんへヒアリングしても、歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシを使っての歯間清掃を毎日習慣化できている人は少ないです。
使ってはいても週に何回か…という方も多いです( ᐪᐤᐪ )
もちろん使わないよりは週に何回かでも使った方がいいですが、この、毎日使うといことがとても重要になってきます!
というのも、歯ブラシだけで落とせる口の中の汚れは、なんと60%にとどまります(゚Д゚)
歯ブラシ+歯間清掃の併用で、80~85%までプラーク除去率が上がるそうです!
歯間清掃をせずにいたら残りの40%をそのままにして過ごしているって思うと恐ろしくありませんか(((;°Д°;))))?
歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくいためプラーク(歯垢)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。
「虫歯の9割は歯と歯のあいだの隣接面から発生している」というデータもあるそうですし、
歯周病も多くは歯間の歯肉から発生します。
つまり、虫歯や歯周病を防ぐには歯間清掃は必須になってきます╭( ・ㅂ・)و ̑̑
また、歯間清掃をすることで口の中の汚れが減るので、口臭予防にも繋がります!
更にメリットがあります。
それは、お口の異常に早く気付ける!ということです。
デンタルフロスを使用すると、お口のトラブルを早めに見つけられる場合があります。
例えば、歯の表面をこするように動かしたとき、ざらつく感じや引っ掛かりがあると虫歯になっている可能性があります。
また、デンタルフロスを行い出血があった場合は、歯周病の可能性があります。
さらに、被せ物や詰め物が入っている歯にフロスを通した際に切れたり引っかかったりする場合は、詰めたものが合わなくなっているケースが考えられます。
デンタルフロスを使用することで、口内トラブルの早期発見につながるのです(´︶` )
良いことしかありませんよね☆
1日1回、できれば寝る前に歯間清掃を取り入れるのが理想的でです!
中には習慣付くと、毎食後やらないと気持ち悪い!という方もいますね。
もちろん毎食後できたら理想ですが、そこまではなかなか難しいでしょう。
色んな種類やサイズのフロスや歯間ブラシがありますが、
ご自身の歯の隙間に合ったもの、やりやすいものを使うのが良いでしょう。
何が自分に合っているのか?分からない場合は歯科衛生士に相談してみましょう☆
ご自身での選び方や使い方などは次回お話したいと思います( •̀∀•́ )b
こんにちは。
本格的に寒くなり、年末らしい空気になってきましたね( ´ω` )
インフルエンザが大流行しているみたいなので、どうぞ皆様お気を付けください(´◦ω◦`):
今回は、虫歯を放置するとどうなるのか?
虫歯の段階と、その段階に合った治療についてお話します☆
虫歯にはステージがあり、初期虫歯から重度の虫歯まで存在します。
※虫歯のことをCといいます。
【Co】 虫歯になる一歩手前の状態です。
よくお子さんの学校検診で、要観察歯があると思いますが、こちらです。
虫歯になりかけの歯ですが、まだ完全に虫歯になっていない状態なので、再石灰化が望まれます。
唾液の中にも再石灰化させる力がありますが、フッ素入りの歯磨き粉の使用や、 歯科でのフッ素塗布もより効果的です!
【C1】 初期の虫歯で、エナメル質、またはわずかに象牙質の表面が侵された程度のものです。 虫歯は見た目より進行している場合もあります。
自覚症状は無いか、時々冷たいものや甘いものがしみます。こちらは再石灰化は望めない為、虫歯を削り取る必要があります。
削り取った所に、歯と同じ色の樹脂を流し込みます。1回で終わる治療です。
初期虫歯に関しては、自覚症状がないことが多いため、歯科での定期検診が重要です!小さな虫歯は治療が簡単で治療回数も少なく済みます。
【C2】 虫歯が象牙質の大部分まで進行しています。 常に冷たいものがしみたり、甘いものを食べると痛みを感じたりするなど自覚症状が現れます。
C1と同じ治療法、もしくは金属の詰め物をする治療になります。 麻酔が必要なケースが多いです。
また保険外ですと、セラミックの詰め物もあります。
基本的には虫歯を取って形取り、金属ができてきてから装着するという2回の治療ですが、
虫歯が神経に近かった場合などは、薬を置いて痛みがでないか様子を見てから 型を取る場合もあります。
【C3】 虫歯が進行して歯髄(神経)までおよびます。 虫歯の細菌感染により歯髄(神経)に炎症が起き、何もしなくても激痛が生じます。
この時期になると温かいものがしみてきて、逆に冷たいものをとると痛みが和らぎます。
虫歯が進行して歯髄(神経)まで達している場合、麻酔(歯肉に注射)をして神経を取る処置をします。
歯根の中(根管内)にある歯髄を専用の器具できれいに除去します。このような根の治療は数回かかります。
根の治療が終わると、土台をいれて被せ物をします。
【C4】 さらに虫歯が進行して、歯冠が崩壊して歯根のみとなった状態です。
痛みはC2C3の時に出ていたはずですが、ここまで虫歯が進行すると、神経も死んでいる可能性が高く痛みがないかもしれません。
ここまでいってしまうと、歯を抜くしか治療はありません。
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以上虫歯のステージと治療法のお話でした。
虫歯は痛いもの、という認識がある方が多いと思いますが、 初期虫歯はほとんど症状がでないので、症状がなくても虫歯になっていることはあります!
歯科での定期検診では、自分では気付けない虫歯に気付けることが重要ですね。
もし痛みが一旦落ち着いたからといって放置しておくと…C2からC3、C4へと虫歯が進行してしまい、
最悪の場合抜かなければいけなくなります( ; ᴗ ; )
痛みや、見た目が黒っぽいなど、症状が出たら早めに歯科を受診しましょう!
こんにちは。
12月に入り、一気に寒くなって参りましたね( ´ω` ):
年末は何かと忙しい時期だと思いますので、体調管理気を付けましょう( •̀ᴗ•́ )و ̑̑
みなさんは、歯の圧痕って聞いたことありますか?
その名の通り、圧で歯型の痕が付くことをいいます。
くいしばりや歯ぎしりがひどいと、頬っぺたの内側にこの様に歯の痕がつきます!
これを頬圧痕または頬粘膜圧痕(きょうねんまくあっこん)といいます。
また、舌の縁に歯の痕がつき凸凹していることがあります。
これを舌圧痕(ぜつあっこん)といいます。
これらを圧痕と呼びます。
圧痕がひどくなると、ぶよぶよして更に噛みやすくなったり、口内炎になってしまうこともあります。
圧痕は、かみしめ・くいしばりが原因です!
普段、人は唇を閉じた状態(安静時)で上と下の歯は接触していないのが正常です。
しかし、
・前傾姿勢で長時間作業
・重い荷物を運ぶ
・慢性的ストレス
などが起こると人は咬みしめ(強くかみしめなくても、上下の歯と歯が接触していることが良くないとされています。これをTCHと呼びます)
を起こしているがあります。
頬の内側に圧痕があっても、意外と気付かないものです。
くいしばり自体、自覚のない人が多く、気付いた時には歯が大きくすり減っていたり、歯が割れてしまうことも…
もし口の中を見てみて、圧痕があったら自覚がなくても知らないうちにくいしばっている証拠なので、
注意が必要ですː̗̀(☉.☉)ː̖́!!
では、どうやって注意したらいいのでしょうか?
夜間のくいしばりには、無意識下なので、マウスピースを使用し歯を守ることが大切です( ˆωˆ )ノ
反対に意識がある起きているときは、上下の歯と歯を合わせないようにすることを気を付けましょう!
そして、舌のポジションもとても大切です!
舌の正しいポジションは、口蓋(上あご)に軽くくっついている状態です。
つまり、日中の意識があるときは、唇は閉じていて上下の歯はくっついていない、そして舌は上あごに軽くついている状態。
これが正しい位置になります( •̀∀•́ )b
舌を歯列におしつけてしまう方はいませんか?
絶対に辞めましょう!
舌圧痕がある方は特にその可能性があるので、気を付けてみてください。
ですがなかなか癖は変えられないものですよね…
少しずつでも、気付いた時に舌のポジションを変えたり、上下の歯を離したり。
意識していく癖をつけましょう( ◠‿◠ )
咬みしめや舌の位置を良くすることでお口の中の健康はかなり変わります。
ぜひ意識してみてくださいね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
こんにちは。
当院は、一般歯科ですが矯正歯科も行っています(´︶` )
矯正専門医が月に4~5日来ていますので、来ている日に予約をお取りします。
流れとしては、まずカウンセリングの予約になります。
実際にお口の中を矯正医が診てのご相談、料金や治療法をご提案致します。
カウンセリングの上でご納得いただければ、まず検査から始めます( •⌄• )◞
こちらの検査はレントゲンを撮ったり、お口の写真や模型を起こすための型取りなどを当院の衛生士が行います。
それと平行して、大学病院でしか撮影できない特殊なレントゲンも必要になりますので、
撮ってきていただきます。(部分矯正や、小さいお子さんの矯正の場合は必要ないこともあります)
その後、検査データをふまえた上でどういった風に治療するかのお話(診断)をして、
実際に矯正治療が始まります╭( ・ㅂ・)و ̑̑
矯正医が来る日と、どうしても日時が合わない場合はご相談いただければ対応致します!
またお支払いにつきましては、クレジットカードもご利用可能です。
料金についてお問合せいただくことも多いですが、その方の年齢やどういった矯正をするかによって異なります。
一概には言えませんので、ご了承くださいm(_ _)m
分割払いもご利用できますよ☆
矯正というとお子様や若い方のイメージが強いかもしれませんが、今は40~60代でやられる方も多くいらっしゃいます!
また、子供の頃やっていたが、大人になってまたずれてきたから再治療する人もいらっしゃいますね。
歯並びは、人の印象に大きく関わります。
気になる方はぜひ一度カウンセリングの予約をしてくださいね(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
こんにちは。
今回は転んで歯を打ったり、事故で歯を強くぶつけた時など、いわゆる歯の外傷について、お話したいと思います。
お子さんが遊んでいて歯をぶつけてしまったり、大人の場合は事故や転んで歯を打ってしまったり( ᐪᐤᐪ )
生活していて稀ではありますが、万が一起きてしまった際はどうしたらいいのでしょうか。
怪我の程度にもよりますが、まずは整形外科などで傷や骨の具合を診てもらいましょう。
その後で歯に少しでも違和感があれば、歯科で診察を受けることが大切です( *˙ω˙*)و!
歯の外傷と言っても、様々なパターンがあります☟
●歯が欠けた(軽度、重度)
欠け方が部分的で軽度な場合は、痛みなどの症状は出にくく、神経への影響も少ないことが多いのですが、
欠けた部分から歯髄が感染を起こしたり、あとで歯の変色や歯肉の腫れが生じる可能性もあります。
緊急性はありませんが、見た目の問題もあるので、早めに処置をして、しばらくは経過をみた方がいいでしょう。
また、歯が欠けて神経まで達するような重度の場合は、強い痛みや歯肉の腫れなどを引き起こすことが多いので、早めの処置が必要です!
神経の処置(根管治療)を行い、被せる治療をする必要があるでしょう。
こちらは痛みがあると思いますので、早めに歯科に行きましょう!!
●歯の動揺(ぐらぐらする)
歯を打ったことで、歯がぐらぐらになったり、周りの歯肉から出血することもよくあります。
まずは、レントゲン写真を撮って、歯の根の状態や周りの骨の状態を確認します。
動揺が軽度な場合は、受傷した歯をできるだけ安静にして様子をみますが、
明らかな動揺がみられる場合は、両脇の歯と固定して安静を図ります。
また、歯根の破折で歯が動揺している場合は、受傷した歯が保存できるかどうかを診断する必要があります。
歯肉より深いところで根が折れている場合や、斜めに割れている場合など、抜歯になる可能性もあります。
●歯の位置がずれた、めり込んだ
こちらは乳歯に多いケースです。
乳歯や生えたての永久歯の場合、外傷による歯の位置のずれや歯のめり込みが比較的多くみられます。
治療としては、歯を元の位置に戻し、両脇の歯と固定して安静を図り、歯の周りの組織の回復を待ちます。
この場合小児歯科がある歯科の方がより良いと思います。
また、乳歯の位置がずれたり、めり込むことで、乳歯の下で育っている永久歯に影響が出ることもあるようです。
永久歯の生える方向や、歯の形・色などに影響が出る可能性があるので、永久歯への生え替わりまで定期的にチェックを受けることが望まれます。
●歯が変色してきた
歯の色や歯肉の色が変わってくることがあります。
歯を打ってから数か月して徐々に歯の色が黒ずんでくる場合は、神経(歯髄)が死んでいる可能性が高くなります。
その場合、痛みはなくても神経の処置が必要になります。
以上主な歯の外傷に伴うケースをお話しました。
もしも歯をぶつけてしまった場合は早めに受診してくださいね( ᷇࿀ ᷆ )
こんにちは。
10月も後半になり、一気に寒くなって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
体調や気持ちも不安定になりやすい時期ですが、少しでも明るい気分になりますように、
ここ数ヶ月のお花のご紹介です(ू•ᴗ•ू❁)
今月は、ハロウィンなのでかぼちゃも飾ってありますよ(灬ºωº灬)
今年も残り約2ヶ月・・・!
元気に過ごしましょう\(*ˊᗜˋ*)/
こんにちは。
10月に入り少しは過ごしやすくなってきましたが、まだ暑い日も多いですね( ; ᴗ ; )
季節の変わり目、寒暖差に気を付けて過ごしましょう!
さて今回は、歯の破折についてお話したいと思います(*´ー`*)ノ
歯が割れるってどういうこと?と思われる方もいると思います。
歯の破折は歯根破折とも言われ、歯を失う原因で3番目に多く、
多くの方が歯の破折が原因で歯を失っています。
「歯根破折」とは、歯の根にヒビが入ったり、中から割れたりする重症化した咬合性外傷の症状です。
※こちらは完全に破折した状態の画像です
歯根破折は外傷(ケガ)でも起こり得ますが、永年の咬合力によって小さな亀裂が生まれ、その蓄積により破折することが多いです。
◎歯根破折の原因◎
・むし歯やケガで神経を取った、もしくは神経を取った歯の土台(コア)が長いもしくは太い
・咬み合わせが悪い
・咬む力が強い、歯ぎしりがある、食いしばりがある
これらが多く当てはまる場合に発生しやすいです。
特に、治療で神経を抜いた歯の場合は、歯に栄養分が行きわたらずにもろくなり耐久力が落ちるため、
食いしばりや歯ぎしりなどのストレスにより疲労し、最終的に破折する可能性が高くなります。
また、神経を取っていない歯でも、強い歯ぎしりやくいしばりなどで常に歯へ負担をかけていると、
歯が弱り歯根破折の原因を作ってしまうこともあります。
◎歯根破折の症状◎
・かむと痛い、違和感がある
・歯肉にできものができる(フィステルといいます)
・さし歯がぐらつく、取れる
などが挙げられます。特に神経を取った歯が痛む場合は歯根破折の可能性が高いでしょう。
◎歯根破折の治療◎
歯根破折を起こしてしまったら、どういった治療になるかというと
ひびがどの程度入っているかによりますが、基本的には抜歯になります。
ひびを全て削ってみて、歯根が残せそうだったら残せる場合もありますが、
その場合土台を入れてかぶせる治療をしたとしても、また歯根破折を引き起こしたりかぶせ物が外れたりする可能性が高くなります。
抜歯をできるだけしたくない、という方も多いので、抜歯しかないのは分かっていても症状が落ち着いたのでとりあえず持たせるだけもたせたい。という選択をする患者さんも多くいらっしゃいますよ。
◎歯根破折の予防◎
破折を防ぐには、歯に負担を加えすぎないことです。
歯ぎしりやくいしばりがある方は夜はマウスピースを、日中はできる限り意識的に歯と歯を離す。など、破折だけでなく歯のすり減りや負担を減らす為の基本的な予防が必要です( ‘-‘ )ง
硬いものを食べ過ぎないことも負担を減らすことになりますので、硬いものを食べたほうが身体にいい。
という考えで硬いものを毎日たくさん食べている方もいらっしゃいますが、
”歯”にはあまりよくないのでほどほどにしましょう(´◦ω◦`)
「歯が割れる」のは意外と誰にでも起こりうることがお分かりいただけたでしょうか?
”歯への負担”を意識してみると歯の寿命が変わってくるので、ぜひ意識してみてくださいね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
こんにちは。
本日は、みなさんが思うインプラントの疑問に対してQ&A形式でお話していきたいと思います(*´ー`*)ノ
Q,どんな人でも、インプラント治療が可能なの?
A,ほとんどの場合可能ですが、適さない場合もあります。
心筋梗塞、脳梗塞などの手術直後。代謝性疾患。内分泌疾患。精神疾患。チタンアレルギー。放射線治療中。顎骨の成長中。の方に関しては非適応です。
重度の高血圧症、骨粗鬆症、糖尿病、心疾患などの全身疾患の既往がある方も適応にならない場合があります。
また、ヘビースモーカーや極度の口腔清掃不良で歯周病がある方は、術前処置として、禁煙、歯周治療などが必要となる場合があります。
成長過程にある若年者も治療対象外となる場合があります。
Q,インプラント治療が優れているところは?
A,他の治療よりも一般的に長期の成功率が高く、生活の質が向上することです。
インプラントの魅力は、天然歯のようになんでも噛めることです。それが健康な生活を送るうえで一番大切なことです( ◌´ `◌ )
ブリッジや入れ歯と違って、歯を抜く前の元の状態に最も近い機能回復や審美的(見た目の美しさ)な回復が優れています。
残っている歯を削ったり、過度な力がかかって寿命を短くしていまうことも少ないのが特徴です!
Q,インプラントを入れたらすぐに噛めるの?
A,前歯などは見た目の問題上すぐに仮歯をいれますが、しっかり噛めるようになるのは人工の歯を入れる3~4か月後です。
インプラントを埋め込み、骨とインプラント体がくっつくまで2~3ヶ月ほど待ちます。
それからセラミックの歯を入れるので、3~4か月かかるのが一般的です。
その方の骨の状態や本数にもよって変わってきますが、術後すぐになんでも噛めるわけではありません。
Q,無痛でインプラント治療を受けられるの?
A,手術中はほとんど無痛で治療可能です。
インプラントの手術は基本的に、虫歯治療の時にする局所麻酔で行います。(もちろん虫歯の治療よりもしっかりと打ちます)
手術中は麻酔が効いているのでほとんど無痛ですし、術後も痛み止めを飲めば落ち着く程度の痛みです。
術後痛み止めを全く飲まないくらい痛くなかったなんて方もいらっしゃいます。(※個人差はあります)
そして、希望があれば静脈鎮静法といって、鎮静薬の点滴で意識をぼんやりさせて行う方法があります。
麻酔医により全身状態をコントロールして行われるため、高齢者や、全身疾患がある方でも安全に手術を受けることが可能です。
全身麻酔のように入院する必要もなく、当日に帰宅が可能です。
Q,インプラント周囲炎ってなに?
A,インプラント周囲の歯ぐきや骨に起こる歯周病に似た症状です。
インプラント周囲炎は、インプラント周囲の清掃不良などによる歯肉の炎症が原因となり、細菌が深部へ移動して、インプラント周囲に停滞し続けた結果、最終的に骨を溶かしてしまう病気です。
インプラント周囲炎が進むと、インプラントを撤去せざるを得なくなります(゚Д゚)
なので、インプラント治療後も、普通の歯と同じ様に定期的なメインテナンスが必要です!
Q,歯周病でもインプラントができるの?
A,はい、できます。歯周病治療が完了していて、歯周病がコントロールされていれば可能です。
歯周病は、インプラント周囲炎(ひとつ前のQ&Aでお話した)のリスクを2倍に引き上げてしまいます!
よって、インプラント治療の前に歯周病治療を行い、コントロールする必要があります。
インプラントを長期的に安定させるためにも、インプラントを含めた残存歯も、継続的にメインテナンスを行っていく必要があります。
以上、インプラントの疑問についてQ&Aでした!
インプラントについて迷っている方も、ぜひなんでもご相談ください(*ˊᵕˋ*)ノ
(参考:患者さんが最先端歯科治療をしっかり理解できる本)
こんにちは。
今回はマウスピースを使っている人ならあり得る話をしたいと思います(*•ω•*)ノ
歯ぎしりやくいしばりがある人は、マウスピースをはめて夜間寝ることをすすめております。
マウスピースというのは、歯ぎしりくいしばりをなくすものではなく、歯への負担を減らし守る為のものです。
マウスピースをするようになったら歯ぎしりやくいしばり自体がなくなるといった方も稀にいらっしゃいますが、
基本的には、なくなるものではありません(´ω`)
ですので、マウスピースに穴が空いたり、破れたり、硬い素材だと欠けたり割れたりする場合もあります( “˙_˙”;)
マウスピースに穴なんて空くの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
くいしばりや噛みしめる力は体重の約3倍の力がかかるといわれています( ⊙⊙)!!
そんなに大きな力が毎日加わっていたら穴が空くのも分かりますよね。
マウスピースには、ソフトタイプとハードタイプがあります!
ソフトタイプはシリコン状の柔らかいタイプで、付けてる時の違和感を感じにくいです。
ハードタイプは硬い素材で、人によっては違和感を感じやすいので、マウスピースが初めての方はソフトタイプからお作りする場合が多いです。
ソフトタイプの方が柔らかいので穴が空きやすく、使い始めて数ヶ月で穴があく方もいらっしゃいます(´⊙ω⊙`)
ハードタイプでも、使っていくうちにだんだん削れていき薄くなり、最後には穴があくということもあります。
穴が空いたら、新しく作り直した方がいいでしょう(`・ω・´)b
ソフトタイプを使っていた方は、ハードタイプへ。ハードタイプでも穴が空いてしまった方は、同じハードでも厚みをもっと持たせたタイプへ、作り変える場合が多いです。
もちろん、ハードがどうしても苦手で入れられないので、ソフトがいい。なんて方もいらっしゃいますので、その辺りはお伝えください。
反対に、ハードの方がかちっとハマってしっくりくる!という方もいるので、人によって感覚は様々です( ◜◡◝ )
なお、どちらのタイプでも保険適用での作成が可能です。
しかし、スポーツ用のマウスピースについては保険適応ではなく、自由診療となります。
保険でマウスピースを作成した場合、すぐには作り直しできないので、誤って捨てたりなくさないように注意しましょう!
よくあるケースが、ティッシュに来るんで置いていたらゴミだと思って捨ててしまった。(これが一番多いです!家族に捨てられてしまう場合も💦)
ペットに噛まれて使えなくなってしまったケースも…;
管理にも少し気を付けましょう!
万が一紛失してしまったり、穴が空いてしまった場合は作り直しがすぐできるかどうか、
かかりつけの医院がある場合はそちらで確認してくださいね(*´︶`*)
以上マウスピースのお話でした!