
こんにちは。
本日は、自費のクリーニング=PMTCのお話をしたいと思います!
保険と自費のクリーニング(PMTC)の違いについて聞かれることも多いですが、
いまいちどういう違いなのか分からない方も多いと思います。
保険のクリーニングは、歯周病名のもとに歯石を除去する。というような名目なので、
磨き切れていないプラーク、またはプラークが固まってできる歯石の除去をすることがメインです。
ステイン(着色)を落とす。というのは本来保険内ではできません。軽いステインなら保険内のクリーニングでも落ちますが、
濃く着色していたり、広範囲のステインは、保険内では難しいので、自費のクリーニングの範囲になります。
また、ステインだけではなく、歯周病がある方もPMTCはとても効果的です!
保険の範囲では落とせない歯周ポケット内のプラークを、丁寧に落とすことができるからです。
PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で
歯のプロが専門の機械を使って行う「本格的な歯のお掃除」のことです。
トレーニングした歯科衛生士により行われ、特殊な器具と薬剤を用いて、全ての歯面とその周辺の歯垢・プラークを除去します。
歯周ポケット内や歯に付着している細菌とその集合体の膜(バイオフィルム)を除去し細菌を減少させ、
口腔内を清潔にして、虫歯や歯周病を予防することが目的です。
特殊なラバーカップ等を使用し、歯垢・プラークを除去し細菌を減少させるだけでなく、
歯の表面の細かい傷にはいり込んだ着色なども除去して歯をツルツルに磨きあげます。
普段の歯磨きではどうしても残りがちな、歯に付いた汚れをプロの技術で完全にキレイにすることができます( ˶ˆ꒳ˆ˵ )b
そのため定期的にPMTCを受けると、虫歯や歯周病になりにくくなるという効果があるのです。
また、インプラントのメンテナンスとしても最適でおすすめしています。
既に歯周病になっている方へのメンテナンスとしてもとてもオススメです!
保険のクリーニングでは届かない歯周ポケットの溝にあるプラークも落とすことができるのです。
PMTCは約1時間かけて行いますが、歯石沈着が多くある方など患者さんによっては保険のクリーニングを事前に受けて頂く事があります。
PMTCは、ホワイトニングではありません。本来の色をとり戻すことはできますが、本来の歯の色より白くする事はできません。
処置には特殊なラバーカップを使用しますので、歯や歯肉を傷つけたり、痛みはほとんどありませんよ
終了時には、歯のツルツル感が実感出来ます(´︶` )♪
PMTCを一度行っても、もちろんずっとそのままの状態ではありません。
どうしても毎日の食事で少しずつ汚れてしまう為、定期的に行うことをお勧めします。
着色が付きやすい方、歯周病がある方はPMTCが絶対にオススメです(๑و•̀ω•́)و!
例えば、歯周病で抜けそうにぐらぐらしている歯でも、毎月自費のクリーニングを受けていると、抜けずに保てたり。
なんていう事例も当院ではありましたよ(゚Д゚)☆
いかにお口をキレイに保つことが重要かわかりますね。
歯周病重度の方は毎月PMTCをする方もいますし、通常の3~6か月ごとの定期検診の際にPMTCをする方も多いです。
また、金額や時間的な問題から保険とPMTCを検診毎に交互にしたり、数回に1回PMTCを取り入れる方もいらっしゃいます。
気になる方はぜひご相談の上、一度体験してください((* •ω•)。´
仕上がりのツルツル感がヤミツキになる方も多いですよ(´∀`)

こんにちは。
以前から歯間清掃の重要性や種類のお話をしていますが、
今回はフロスの種類やその使い方、どんな人に向いているかなどについてお話したいと思います( *´ω`* )
一言でフロスと言っても、色々な形や種類がありますよね。
形で分けると、主にこちらの3種類に分けられるかと思います。
まずホルダータイプは、フロス自体が初心者さんにおススメの形です。
F字型は、片方がフロスでもう片方は尖っている楊枝のようなタイプが一般的によく見かけるかと思います。
こちらは持つ手と平行になっているので、前歯に使いやすいとされています。
奥歯に使う際は真横にしてフロスをいれなければならないので、少し難しいかもしれません(´◦ω◦`):
Y字型のフロスは、F字型とは反対に奥歯に使いやすい形です。
奥歯にフロスをいれるのが難しい人は、こちらを使うのがいいかもしれませんね。
次に、切って使うロールタイプについてです( ᷇࿀ ᷆ )
こちらは不器用な方には少し使い辛いかもしれませんが(特に奥歯)、
歯肉の溝まで入れ込むことや歯の側面にフロスを沿わせやすい為、きちんと使うことができれば最も清掃性がいいといえます!
F字やY字型は、歯間に入れ込んで歯面に沿わせることはできても、歯肉溝といって歯肉の中にまで入れ込むのが難しいのです( ° ω ° ; )
※このように、歯と歯の間だけでなく、歯肉の溝までいれるのがポイント☆
ただし、強い力で歯肉溝にいれこみこすってしまうと、今度は歯肉が下がる原因になってしまうので、
あくまでやさしく丁寧にを心がけましょう!
ホルダータイプでフロスに慣れてきたら、指巻きフロスを練習して身に付けるとよりいいでしょう( ´﹀` )
ロールタイプは、ホルダータイプに比べて費用が安く済むので、経済的にもオススメです( ,,>ω•́ )۶
そしてロールタイプの中でも、ワックスが付いているものとノンワックスのものがあります。
ワックスタイプは、歯の間に入りやすくするように繊維の滑りを良くしたもので、ほつれづらくなっています。
まずは滑りの良い加工をしたワックスタイプを使うことをおすすめします。
ミントワックスなど、味がついているものも多いので、そこは好みで選んでくださいね(ღ˘ㅂ˘ღ)
歯垢をかきだしたり、絡めとるのはノンワックスタイプの方が向いています。
ですが、先に述べた、歯面や歯肉溝に沿わせる使い方ができていれば、どちらでも大差はないので
使い心地や自分の好みで選んでOKです(*´∀`*)b
まとめると、ロールタイプを使えるならロールタイプがベスト。
ですが指に巻いて使うのが難しい方や、部分的に難しい方はホルダータイプを使用・併用するのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
今までなんとなく家族が使っているものを使っていた方、
薬局でなんとなく目についたものを買っていた方も多いのではないでしょうか( •﹏• )?
自分に合ったフロスをみつけて、無理なく正しく使用することが大切です!
ぜひこちらを参考に、自分に合うものを探してみてくださいね(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

こんにちは!
2月に入り最強寒波がやってきていますね。
どうか暖かくしてお過ごしください( ◠‿◠ )
さて、みなさんは普段、鼻呼吸をしていますか?
呼吸は無意識に行われているものなので、特に気にしていない方も多いかもしれません。
一度今の自分の呼吸を確かめてみてください!
多くの人が鼻呼吸をしていると思いますが、中には口呼吸の方もいらっしゃると思います。
コロナ禍のマスク生活を経て、口呼吸しやすくなってしまった方も多い様です(°ω°)
更にこれからの季節、花粉症などで仕方なく口呼吸になってしまう方もいるかもしれません。。
しかし、歯科的観点、医学的観点どちらにしても口呼吸は良くないとされています。
今回は、その歯科的観点のお話をしたいと思います!
〇虫歯、歯周病、口臭のリスクが高まる
常に口呼吸をしていると、お口の中は乾燥した状態となり、虫歯・歯周病(歯肉炎)、口臭のリスクが高まります!
口の中が乾燥すると、一気に菌が繁殖しやすくなります(゚Д゚);
これは、普段お口の中を潤している「唾液」には、汚れを洗い流したり、
抗菌作用があったりなど、お口の環境を健康に保つための複数の作用をもっているからです。
唾液が少なくなれば、口内の細菌が繁殖しやすくなってしまうため、虫歯・歯周病をはじめ、口臭のリスクも高まるのです。
〇歯並びにも影響する場合も!?
口呼吸が習慣がすると常に口がポカンとあいたままになり、口周りの筋力が弱まります。
そのため、舌が前に押し出され歯が唇側へ傾斜するようになり歯並びが悪くなることもあります( “˙_˙”;)
特にお子さんは気を付けたいですね。
〇顎関節症のリスク
本来の舌の正しい位置は、舌が上顎にぴったりくっついた状態ですが、口呼吸で常に口が開いている状態だと、
舌が下方に下がった状態になってしまいます。
上顎の成長を促すためには、この舌で上顎を押し上げる力が必要なのですが、
舌が下がることで上顎の成長が促されずに、上下の顎の成長バランスが崩れてしまうのです。
上下の顎にズレができてしまうと、歯が正しい位置で噛み合わなくなり、偏った部分だけに強い圧力がかかりやすくなってしまいます。
そうなると、お口まわりの筋肉も常に緊張状態になってしまうため、顎関節症を招いてしまう可能性があります。
〇睡眠時無呼吸症候群、いびきのリスク
寝ている時に口呼吸だと、無呼吸症候群やいびきをかくリスクが上がります。
______________________________________
以上が歯科的観点の口呼吸のリスクでした。
他にも医学的にはウイルスに感染しやすかったり、ほうれい線や顔のゆるみにも繋がったりするので、
口呼吸はデメリットやリスクの塊と言えます(((º▽º ;;)
特にお子さんの口呼吸は、成長期の骨の問題も関わってくるので、特に気を付けたいですね。
お口を開けているなと思ったら、口呼吸の場合が多いので注意です!
自分でも、自覚がある方はなるべく口を閉じ舌のポジションを気を付けるなど、実践してみてください。
上記のいずれかの症状がある既に場合は、専門の歯科またはいびき外来などの専門医に診てもらいましょう( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

こんにちは。
最近のお花をご紹介できていなかったので、
約3ヶ月分のお花の紹介です( *´ω`* )ノ
色とりどりで綺麗ですよね(*˘︶˘*)
受付に生花があるだけで明るくなります❀
また今週から寒さが戻るみたいですが、
元気に過ごしましょう٩( *˙0˙*)۶☆

こんにちは。
前回は歯間清掃の大切さをお話しましたが、今回は正しい使い方・コツをお話したいと思います(o´・ω-)b
歯間清掃の道具は、歯間ブラシもしくはフロスがあります。
それぞれ太さや形、タイプが様々ありますので、どれを使ったらいいか分からない。
という方は、歯科で歯科衛生士に指導してもらった際にその方に合ったものを教えてもらうのがベストでしょう。
こちらでは道具の使い方をお話していきます!
まずは歯間ブラシにについてのお話です♪
歯間ブラシは使う場所や使用する歯間ブラシのタイプによって、 使い方がやや異なります。
I型と呼ばれるこちらのブラシがまっすぐなタイプと、
L型といわれるブラシが曲がっているタイプがあります。
前歯の場合は、 どちらも歯間部にゆっくり歯間ブラシを挿入して、前後に数回動かしてください。
奥歯の場合は、 I型はブラシを曲げてから、L型はそのまま あまり口を大きくあけず、
歯間ブラシで頬の内側を押し出すようにしてブラシ部分を歯間部に挿入し、左右に数回動かしてください。
なるべく歯に沿うように、かつ色んな角度から入れて清掃すると よりプラーク除去率が上がります(`⌒´)ノ!
歯間ブラシは流水で汚れを落としながら使用してください。
汚れたまま次の歯間へ通してしまうと効果が半減してしまいますので
気を付けてくださいね( ・ㅂ・)و ̑̑
また、ブラシがシリコンでできているものとワイヤータイプのものがありますが 、
シリコンなどのゴムタイプだとプラーク除去率が悪い為、 ワイヤーのものを使ってください◍˘‿˘◍
さらに、歯間ブラシのサイズですが、様々なサイズがあり メーカーによっても多少サイズが異なってくるので
サイズ選びも重要なポイントになります!
サイズの選び方は、歯と歯の隙間よりも小さめで、 歯間部分にスッと入るものを選びましょう。
きつい歯間ブラシを長期間使った場合、金属のワイヤー部分で擦られることで、 歯が削れてきてしまうことがあります。
ですが、歯肉炎で腫れていた歯肉をきちんと歯科ブラシで清掃を続けていると歯肉が引き締まり、
反対にサイズアップした方がより効率的に清掃できることもあるので、
使っているうちに変化を感じたら歯科で相談しましょう(´ω`)ノ
もちろん最初に使うサイズが分からない場合などもご相談くださいね☆
次はフロスについてです♪
デンタルフロスの本来の目的は、歯の隙間に挟まったものを取ることではありません。
歯と歯の隙間のものが取れたからOK!と、ケアを終えてしまうかもしれませんが、 それではデンタルフロスの正しいケアとは言えないのです。
デンタルフロスは、歯の表面についたプラークを取るのが目的で用いられています。
デンタルフロスの角度を変えながら、歯の表面をこするようにして歯垢を剥ぎ取るのです。
もし、使い方が間違っていれば、毎日フロスを使っても虫歯や歯周病予防にはならない可能性も…。
当院でもフロスを使用していても使い方が間違っていて、虫歯になってしまい フロスの使い方を見直す方がとっても多いです(・∀・;)
歯の詰まりものだけのケアに使っている方は、注意が必要ですよ。
デンタルフロスには大きく分けて2タイプあります。 毎回切って指に巻いて使用する、糸巻きタイプと 柄がついているホルダータイプがあります。
先にも述べましたが、フロスは歯に沿わせることが最大のポイントです!!
どちらのタイプを使うにしろ、上の図の様な 沿わせる使い方をするようにしましょう!
詰め物や被せものがある歯では、取れかけている詰め物、被せものがある場合もあるので、
フロスを上に引き抜くのではなく横から引き抜くとこができる糸巻きタイプが オススメですが、
不器用で糸巻きタイプを上手く使いこなせない!という方は ゆっくりと静かに動かすようにしましょう。
引っかかった時に無理に引っ張るようにすると、歯に負担がかかる可能性が あるので引っかかった時にはゆっくりと引き抜きましょう*
また、フロスを使うことによって 歯間の清掃と言う面だけでなく、初期の虫歯や歯周病などの早期発見につながります。
その理由は、歯ブラシでは気づくことができない、以下のような症状に気づくことができるからです。
以下の項目に当てはまるものがあれば、虫歯などの初期段階である可能性が高いです!
★歯と歯の間でザラザラした感触がある
★歯の表面が凸凹していて引っかかる感じがする
★歯同士が重なる箇所以外の毎回同じ部分でフロスが引っかかる
★出し入れの時に糸がひっかかってバラバラになる
歯の詰め物や被せ物は、経年劣化などで外れてしまったり、浮いてしまったり、 グラグラと不安定になっていることがありますが、
フロスを使うことで早く不具合に気づくことができるのです。
フロスが切れる、ひっかかるなどの異常があれば、被せ物が外れかけていたり、
詰め物の間から虫歯にっているなどの可能性がありますので、 歯科で検診を受ける際などに相談してみてくださいね☆
フロスや歯間ブラシを正しく上手に使いこなして、 虫歯や歯周病を予防しましょう٩(。θ◡θ。)۶

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
皆さん、歯と歯の間の清掃、毎日してますか?
歯ブラシだけで十分でしょ!やってもたまにだなぁ…
こんな返答が多いかもしれません(´∀`; )
日本人の歯への意識は世界の中でも特別低く、近年は意識が高まってきましたが、
まだまだ低い方も多いのが現状です。
患者さんへヒアリングしても、歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシを使っての歯間清掃を毎日習慣化できている人は少ないです。
使ってはいても週に何回か…という方も多いです( ᐪᐤᐪ )
もちろん使わないよりは週に何回かでも使った方がいいですが、この、毎日使うといことがとても重要になってきます!
というのも、歯ブラシだけで落とせる口の中の汚れは、なんと60%にとどまります(゚Д゚)
歯ブラシ+歯間清掃の併用で、80~85%までプラーク除去率が上がるそうです!
歯間清掃をせずにいたら残りの40%をそのままにして過ごしているって思うと恐ろしくありませんか(((;°Д°;))))?
歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくいためプラーク(歯垢)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。
「虫歯の9割は歯と歯のあいだの隣接面から発生している」というデータもあるそうですし、
歯周病も多くは歯間の歯肉から発生します。
つまり、虫歯や歯周病を防ぐには歯間清掃は必須になってきます╭( ・ㅂ・)و ̑̑
また、歯間清掃をすることで口の中の汚れが減るので、口臭予防にも繋がります!
更にメリットがあります。
それは、お口の異常に早く気付ける!ということです。
デンタルフロスを使用すると、お口のトラブルを早めに見つけられる場合があります。
例えば、歯の表面をこするように動かしたとき、ざらつく感じや引っ掛かりがあると虫歯になっている可能性があります。
また、デンタルフロスを行い出血があった場合は、歯周病の可能性があります。
さらに、被せ物や詰め物が入っている歯にフロスを通した際に切れたり引っかかったりする場合は、詰めたものが合わなくなっているケースが考えられます。
デンタルフロスを使用することで、口内トラブルの早期発見につながるのです(´︶` )
良いことしかありませんよね☆
1日1回、できれば寝る前に歯間清掃を取り入れるのが理想的でです!
中には習慣付くと、毎食後やらないと気持ち悪い!という方もいますね。
もちろん毎食後できたら理想ですが、そこまではなかなか難しいでしょう。
色んな種類やサイズのフロスや歯間ブラシがありますが、
ご自身の歯の隙間に合ったもの、やりやすいものを使うのが良いでしょう。
何が自分に合っているのか?分からない場合は歯科衛生士に相談してみましょう☆
ご自身での選び方や使い方などは次回お話したいと思います( •̀∀•́ )b

こんにちは。
本格的に寒くなり、年末らしい空気になってきましたね( ´ω` )
インフルエンザが大流行しているみたいなので、どうぞ皆様お気を付けください(´◦ω◦`):
今回は、虫歯を放置するとどうなるのか?
虫歯の段階と、その段階に合った治療についてお話します☆
虫歯にはステージがあり、初期虫歯から重度の虫歯まで存在します。
※虫歯のことをCといいます。
【Co】 虫歯になる一歩手前の状態です。
よくお子さんの学校検診で、要観察歯があると思いますが、こちらです。
虫歯になりかけの歯ですが、まだ完全に虫歯になっていない状態なので、再石灰化が望まれます。
唾液の中にも再石灰化させる力がありますが、フッ素入りの歯磨き粉の使用や、 歯科でのフッ素塗布もより効果的です!
【C1】 初期の虫歯で、エナメル質、またはわずかに象牙質の表面が侵された程度のものです。 虫歯は見た目より進行している場合もあります。
自覚症状は無いか、時々冷たいものや甘いものがしみます。こちらは再石灰化は望めない為、虫歯を削り取る必要があります。
削り取った所に、歯と同じ色の樹脂を流し込みます。1回で終わる治療です。
初期虫歯に関しては、自覚症状がないことが多いため、歯科での定期検診が重要です!小さな虫歯は治療が簡単で治療回数も少なく済みます。
【C2】 虫歯が象牙質の大部分まで進行しています。 常に冷たいものがしみたり、甘いものを食べると痛みを感じたりするなど自覚症状が現れます。
C1と同じ治療法、もしくは金属の詰め物をする治療になります。 麻酔が必要なケースが多いです。
また保険外ですと、セラミックの詰め物もあります。
基本的には虫歯を取って形取り、金属ができてきてから装着するという2回の治療ですが、
虫歯が神経に近かった場合などは、薬を置いて痛みがでないか様子を見てから 型を取る場合もあります。
【C3】 虫歯が進行して歯髄(神経)までおよびます。 虫歯の細菌感染により歯髄(神経)に炎症が起き、何もしなくても激痛が生じます。
この時期になると温かいものがしみてきて、逆に冷たいものをとると痛みが和らぎます。
虫歯が進行して歯髄(神経)まで達している場合、麻酔(歯肉に注射)をして神経を取る処置をします。
歯根の中(根管内)にある歯髄を専用の器具できれいに除去します。このような根の治療は数回かかります。
根の治療が終わると、土台をいれて被せ物をします。
【C4】 さらに虫歯が進行して、歯冠が崩壊して歯根のみとなった状態です。
痛みはC2C3の時に出ていたはずですが、ここまで虫歯が進行すると、神経も死んでいる可能性が高く痛みがないかもしれません。
ここまでいってしまうと、歯を抜くしか治療はありません。
________________________________________
以上虫歯のステージと治療法のお話でした。
虫歯は痛いもの、という認識がある方が多いと思いますが、 初期虫歯はほとんど症状がでないので、症状がなくても虫歯になっていることはあります!
歯科での定期検診では、自分では気付けない虫歯に気付けることが重要ですね。
もし痛みが一旦落ち着いたからといって放置しておくと…C2からC3、C4へと虫歯が進行してしまい、
最悪の場合抜かなければいけなくなります( ; ᴗ ; )
痛みや、見た目が黒っぽいなど、症状が出たら早めに歯科を受診しましょう!

こんにちは。
12月に入り、一気に寒くなって参りましたね( ´ω` ):
年末は何かと忙しい時期だと思いますので、体調管理気を付けましょう( •̀ᴗ•́ )و ̑̑
みなさんは、歯の圧痕って聞いたことありますか?
その名の通り、圧で歯型の痕が付くことをいいます。
くいしばりや歯ぎしりがひどいと、頬っぺたの内側にこの様に歯の痕がつきます!
これを頬圧痕または頬粘膜圧痕(きょうねんまくあっこん)といいます。
また、舌の縁に歯の痕がつき凸凹していることがあります。
これを舌圧痕(ぜつあっこん)といいます。
これらを圧痕と呼びます。
圧痕がひどくなると、ぶよぶよして更に噛みやすくなったり、口内炎になってしまうこともあります。
圧痕は、かみしめ・くいしばりが原因です!
普段、人は唇を閉じた状態(安静時)で上と下の歯は接触していないのが正常です。
しかし、
・前傾姿勢で長時間作業
・重い荷物を運ぶ
・慢性的ストレス
などが起こると人は咬みしめ(強くかみしめなくても、上下の歯と歯が接触していることが良くないとされています。これをTCHと呼びます)
を起こしているがあります。
頬の内側に圧痕があっても、意外と気付かないものです。
くいしばり自体、自覚のない人が多く、気付いた時には歯が大きくすり減っていたり、歯が割れてしまうことも…
もし口の中を見てみて、圧痕があったら自覚がなくても知らないうちにくいしばっている証拠なので、
注意が必要ですː̗̀(☉.☉)ː̖́!!
では、どうやって注意したらいいのでしょうか?
夜間のくいしばりには、無意識下なので、マウスピースを使用し歯を守ることが大切です( ˆωˆ )ノ
反対に意識がある起きているときは、上下の歯と歯を合わせないようにすることを気を付けましょう!
そして、舌のポジションもとても大切です!
舌の正しいポジションは、口蓋(上あご)に軽くくっついている状態です。
つまり、日中の意識があるときは、唇は閉じていて上下の歯はくっついていない、そして舌は上あごに軽くついている状態。
これが正しい位置になります( •̀∀•́ )b
舌を歯列におしつけてしまう方はいませんか?
絶対に辞めましょう!
舌圧痕がある方は特にその可能性があるので、気を付けてみてください。
ですがなかなか癖は変えられないものですよね…
少しずつでも、気付いた時に舌のポジションを変えたり、上下の歯を離したり。
意識していく癖をつけましょう( ◠‿◠ )
咬みしめや舌の位置を良くすることでお口の中の健康はかなり変わります。
ぜひ意識してみてくださいね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

こんにちは。
当院は、一般歯科ですが矯正歯科も行っています(´︶` )
矯正専門医が月に4~5日来ていますので、来ている日に予約をお取りします。
流れとしては、まずカウンセリングの予約になります。
実際にお口の中を矯正医が診てのご相談、料金や治療法をご提案致します。
カウンセリングの上でご納得いただければ、まず検査から始めます( •⌄• )◞
こちらの検査はレントゲンを撮ったり、お口の写真や模型を起こすための型取りなどを当院の衛生士が行います。
それと平行して、大学病院でしか撮影できない特殊なレントゲンも必要になりますので、
撮ってきていただきます。(部分矯正や、小さいお子さんの矯正の場合は必要ないこともあります)
その後、検査データをふまえた上でどういった風に治療するかのお話(診断)をして、
実際に矯正治療が始まります╭( ・ㅂ・)و ̑̑
矯正医が来る日と、どうしても日時が合わない場合はご相談いただければ対応致します!
またお支払いにつきましては、クレジットカードもご利用可能です。
料金についてお問合せいただくことも多いですが、その方の年齢やどういった矯正をするかによって異なります。
一概には言えませんので、ご了承くださいm(_ _)m
分割払いもご利用できますよ☆
矯正というとお子様や若い方のイメージが強いかもしれませんが、今は40~60代でやられる方も多くいらっしゃいます!
また、子供の頃やっていたが、大人になってまたずれてきたから再治療する人もいらっしゃいますね。
歯並びは、人の印象に大きく関わります。
気になる方はぜひ一度カウンセリングの予約をしてくださいね(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾

こんにちは。
今回は転んで歯を打ったり、事故で歯を強くぶつけた時など、いわゆる歯の外傷について、お話したいと思います。
お子さんが遊んでいて歯をぶつけてしまったり、大人の場合は事故や転んで歯を打ってしまったり( ᐪᐤᐪ )
生活していて稀ではありますが、万が一起きてしまった際はどうしたらいいのでしょうか。
怪我の程度にもよりますが、まずは整形外科などで傷や骨の具合を診てもらいましょう。
その後で歯に少しでも違和感があれば、歯科で診察を受けることが大切です( *˙ω˙*)و!
歯の外傷と言っても、様々なパターンがあります☟
●歯が欠けた(軽度、重度)
欠け方が部分的で軽度な場合は、痛みなどの症状は出にくく、神経への影響も少ないことが多いのですが、
欠けた部分から歯髄が感染を起こしたり、あとで歯の変色や歯肉の腫れが生じる可能性もあります。
緊急性はありませんが、見た目の問題もあるので、早めに処置をして、しばらくは経過をみた方がいいでしょう。
また、歯が欠けて神経まで達するような重度の場合は、強い痛みや歯肉の腫れなどを引き起こすことが多いので、早めの処置が必要です!
神経の処置(根管治療)を行い、被せる治療をする必要があるでしょう。
こちらは痛みがあると思いますので、早めに歯科に行きましょう!!
●歯の動揺(ぐらぐらする)
歯を打ったことで、歯がぐらぐらになったり、周りの歯肉から出血することもよくあります。
まずは、レントゲン写真を撮って、歯の根の状態や周りの骨の状態を確認します。
動揺が軽度な場合は、受傷した歯をできるだけ安静にして様子をみますが、
明らかな動揺がみられる場合は、両脇の歯と固定して安静を図ります。
また、歯根の破折で歯が動揺している場合は、受傷した歯が保存できるかどうかを診断する必要があります。
歯肉より深いところで根が折れている場合や、斜めに割れている場合など、抜歯になる可能性もあります。
●歯の位置がずれた、めり込んだ
こちらは乳歯に多いケースです。
乳歯や生えたての永久歯の場合、外傷による歯の位置のずれや歯のめり込みが比較的多くみられます。
治療としては、歯を元の位置に戻し、両脇の歯と固定して安静を図り、歯の周りの組織の回復を待ちます。
この場合小児歯科がある歯科の方がより良いと思います。
また、乳歯の位置がずれたり、めり込むことで、乳歯の下で育っている永久歯に影響が出ることもあるようです。
永久歯の生える方向や、歯の形・色などに影響が出る可能性があるので、永久歯への生え替わりまで定期的にチェックを受けることが望まれます。
●歯が変色してきた
歯の色や歯肉の色が変わってくることがあります。
歯を打ってから数か月して徐々に歯の色が黒ずんでくる場合は、神経(歯髄)が死んでいる可能性が高くなります。
その場合、痛みはなくても神経の処置が必要になります。
以上主な歯の外傷に伴うケースをお話しました。
もしも歯をぶつけてしまった場合は早めに受診してくださいね( ᷇࿀ ᷆ )