2025年1月20日(月曜日)
歯間清掃のやり方・コツ☆歯間ブラシとフロス

こんにちは。

前回は歯間清掃の大切さをお話しましたが、今回は正しい使い方・コツをお話したいと思います(o´・ω-)b

 

歯間清掃の道具は、歯間ブラシもしくはフロスがあります。

それぞれ太さや形、タイプが様々ありますので、どれを使ったらいいか分からない。

という方は、歯科で歯科衛生士に指導してもらった際にその方に合ったものを教えてもらうのがベストでしょう。

 

こちらでは道具の使い方をお話していきます!

まずは歯間ブラシにについてのお話です♪

歯間ブラシは使う場所や使用する歯間ブラシのタイプによって、 使い方がやや異なります。

 

I型と呼ばれるこちらのブラシがまっすぐなタイプと、

L型といわれるブラシが曲がっているタイプがあります。

前歯の場合は、 どちらも歯間部にゆっくり歯間ブラシを挿入して、前後に数回動かしてください。

奥歯の場合は、 I型はブラシを曲げてから、L型はそのまま あまり口を大きくあけず、

歯間ブラシで頬の内側を押し出すようにしてブラシ部分を歯間部に挿入し、左右に数回動かしてください。

なるべく歯に沿うように、かつ色んな角度から入れて清掃すると よりプラーク除去率が上がります(`⌒´)ノ!

歯間ブラシは流水で汚れを落としながら使用してください。

汚れたまま次の歯間へ通してしまうと効果が半減してしまいますので

気を付けてくださいね( ・ㅂ・)و ̑̑

また、ブラシがシリコンでできているものとワイヤータイプのものがありますが 、

シリコンなどのゴムタイプだとプラーク除去率が悪い為、 ワイヤーのものを使ってください◍˘‿˘◍

さらに、歯間ブラシのサイズですが、様々なサイズがあり メーカーによっても多少サイズが異なってくるので

サイズ選びも重要なポイントになります!

サイズの選び方は、歯と歯の隙間よりも小さめで、 歯間部分にスッと入るものを選びましょう。

きつい歯間ブラシを長期間使った場合、金属のワイヤー部分で擦られることで、 歯が削れてきてしまうことがあります。

ですが、歯肉炎で腫れていた歯肉をきちんと歯科ブラシで清掃を続けていると歯肉が引き締まり、

反対にサイズアップした方がより効率的に清掃できることもあるので、

使っているうちに変化を感じたら歯科で相談しましょう(´ω`)ノ

もちろん最初に使うサイズが分からない場合などもご相談くださいね☆

 

次はフロスについてです♪

デンタルフロスの本来の目的は、歯の隙間に挟まったものを取ることではありません。

歯と歯の隙間のものが取れたからOK!と、ケアを終えてしまうかもしれませんが、 それではデンタルフロスの正しいケアとは言えないのです。

デンタルフロスは、歯の表面についたプラークを取るのが目的で用いられています。

デンタルフロスの角度を変えながら、歯の表面をこするようにして歯垢を剥ぎ取るのです。

もし、使い方が間違っていれば、毎日フロスを使っても虫歯や歯周病予防にはならない可能性も…。

当院でもフロスを使用していても使い方が間違っていて、虫歯になってしまい フロスの使い方を見直す方がとっても多いです(・∀・;)

歯の詰まりものだけのケアに使っている方は、注意が必要ですよ。

デンタルフロスには大きく分けて2タイプあります。 毎回切って指に巻いて使用する、糸巻きタイプと 柄がついているホルダータイプがあります。

先にも述べましたが、フロスは歯に沿わせることが最大のポイントです!!

 

どちらのタイプを使うにしろ、上の図の様な 沿わせる使い方をするようにしましょう!

詰め物や被せものがある歯では、取れかけている詰め物、被せものがある場合もあるので、

フロスを上に引き抜くのではなく横から引き抜くとこができる糸巻きタイプが オススメですが、

不器用で糸巻きタイプを上手く使いこなせない!という方は ゆっくりと静かに動かすようにしましょう。

引っかかった時に無理に引っ張るようにすると、歯に負担がかかる可能性が あるので引っかかった時にはゆっくりと引き抜きましょう*

また、フロスを使うことによって 歯間の清掃と言う面だけでなく、初期の虫歯や歯周病などの早期発見につながります。

その理由は、歯ブラシでは気づくことができない、以下のような症状に気づくことができるからです。

以下の項目に当てはまるものがあれば、虫歯などの初期段階である可能性が高いです!

★歯と歯の間でザラザラした感触がある

★歯の表面が凸凹していて引っかかる感じがする

★歯同士が重なる箇所以外の毎回同じ部分でフロスが引っかかる

★出し入れの時に糸がひっかかってバラバラになる

歯の詰め物や被せ物は、経年劣化などで外れてしまったり、浮いてしまったり、 グラグラと不安定になっていることがありますが、

フロスを使うことで早く不具合に気づくことができるのです。

フロスが切れる、ひっかかるなどの異常があれば、被せ物が外れかけていたり、

詰め物の間から虫歯にっているなどの可能性がありますので、 歯科で検診を受ける際などに相談してみてくださいね☆

 

フロスや歯間ブラシを正しく上手に使いこなして、 虫歯や歯周病を予防しましょう٩(。θ◡θ。)۶