
2025年9月19日(金曜日)
歯科のレントゲンの放射線量について
こんにちは。
今日は歯科レントゲンは本当に安全なの?という疑問についてお話したいと思います(´︶` )ノ
★よくある不安
「レントゲンって放射線が心配…」
「妊娠中でも撮って大丈夫?」
こうした疑問に、科学的根拠と歯科医師としての配慮をもって答えることが、患者さんの安心につながります。
放射線量と安全性について
★ 放射線量の目安
● デンタルレントゲン(口腔内)
約0.01〜0.02mSv
● パノラマレントゲン(顎全体)
約0.03〜0.05mSv
● セファロレントゲン(頭部)
約0.01〜0.03mSv
● 歯科用CT
約0.1〜0.5mSv
● 胸部X線
約0.1mSv
● 東京〜NY往復の飛行機
約0.2mSv
● 自然放射線(年間)
約2.4mSv
※健康被害が懸念されるのは年間100mSv以上とされており、歯科レントゲンはその数百分の一以下です。
つまり歯科でのレントゲンは、リスクの限りなく低い量といえます。
★妊娠中の対応と安全性
- 歯科レントゲンは口腔領域のみを撮影するため、腹部への影響はほぼありません。
- 鉛の防護エプロンを着用することで、さらに被ばくを最小限に抑えます。
- 最新のデジタルレントゲン機器では、従来のアナログ機器よりも約1/5〜1/10の放射線量で撮影可能です。
なので妊娠中でも問題ないと言われております。
★ なぜレントゲンが必要なのか?
・目に見えない部分の診断に不可欠
むし歯の進行度、根の状態、骨の吸収、親知らずの位置などは、肉眼では確認できません。
・治療の精度を高めるための情報源
正確な診断が、無駄な治療や再発のリスクを減らすことにつながります。
◎安心して受けられる歯科レントゲン
歯科レントゲンは、非常に低線量で安全性が高い検査です。
正しい知識を持つことで、不要な不安を減らし、より安心して治療に臨むことができます。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。
私たちは、患者さんの安心と納得を第一に考えています(*˘︶˘*)