2024年6月10日(月曜日)
歯を抜いた後はどうなるの?

こんにちは。

6月に入り雨が多いのに暑い時期となってまいりましたね( ˘ω˘ )

 

今日は、歯を抜いた後はどうするの・・・?というお話をしていきたいと思います(´︶` )

歯周病の進行や歯が割れた、虫歯を放置していたなどの様々な原因から歯を抜かなければいけなくなった時。

抜くのも怖いけど、抜いた後どうなるんだろう…そういった不安を持つ方は多いです。

歯を抜いたあとは、実際どういった治療になるのか??という疑問にお答えしていきたいと思います!

歯を失ったあとの機能回復の治療には、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つがあります。

各治療の目的は歯の機能回復ですが、それぞれに特徴や違いがありますので、

メリットデメリットを踏まえて、1つずつご紹介していきますね(*´︶`*)ノ

 

★入れ歯

着脱式の代わりの歯です。保険内での治療だと、前後の歯に針金をかけて止めるものが一般的です。
治療の期間は比較的短くすみますが、定期的に作り直しが必要です。
審美に優れた自由診療の入れ歯もお作りが可能です。

<メリット>
•着脱式なので汚れたら洗浄できる
•保険が適応されるので金額の負担が少ない(適応外のものある)

<デメリット>
•安定性が低い(噛みづらいものや、話づらいことなども出てくる場合もあり、自分の歯の1割~3割程度しか噛めないと言われています)
•審美面がよくない
•毎日取り外して清掃しなければいけないので、手間がかかる

 

★ブリッジ
失った歯の両隣の歯を削って土台にし、(抜けた歯が一本の場合)3本の歯を連結して並べる治療法です。
奥歯の場合保険適応だと銀歯になりますが、保険外でセラミックのブリッジもあります。

<メリット>
•固定するので取り外して清掃する手間がない
•保険が適応されるので比較的安価

<デメリット>
•健康な歯を削るため両隣の歯が弱くなる
•ブリッジを支える歯に削った歯に負担がかかる
(両隣の歯が治療が必要になった場合はブリッジを壊して治療することになります)

•歯と歯ぐきの間に食物が入りやすく清掃面が良くない(歯間ブラシや、ブリッジ専用のフロスを使うことが必要)

 

★インプラント
歯の根の代わりに金属(チタン)を埋め込み、その上に歯冠を被せる治療法です。
独立して歯の役割を果たすことができ、メインテナンス次第では長期・永続的に使用も可能となります。


<メリット>
•噛み心地や機能、見た目が天然歯とほぼ同じ
•周囲の歯に負担がかからない
•長期使用が可能で他の歯の長持ちにも良い

<デメリット>
•費用がかかる(保険が効かない)
•抜歯と同程度のリスクを伴う手術が必要
•術後のメンテナンスが必須

インプラントは手術にはなりますが、大きなリスクが伴うことはほとんどないので、最近ではよりポピュラーになっていますよ。

 

いかがでしたでしょうか。
それぞれの治療法にそれぞれの特徴があることがお分かりいただけたかと思います。

また、一番奥の歯を抜く場合や、抜いた歯のスペースが気にならない場合、
抜いたまま何もしないという選択肢を取る方もいらっしゃいます。

抜いた歯の位置やお口の中の状態にもよって最良の方法は変わってきますので、
先生にご相談くださいね(○`・v・)人(・v・´●)ノ