こんにちは。
”マイクロスコープ”という名前は聞いたことありますか?
なんとなく聞いたことがあるけど、よくわからない。
そんな人がほとんどだと思います( ´ω` )
今回はそんなマイクロスコープについて、一体どういったものなのか、どんな時に使うのか、などお話したいと思います!
当院の設備の1つであるマイクロスコープは、いわゆる歯科用の顕微鏡です。
肉眼の約20倍までの視野になることで、精度の高い治療を実現することができます!
実際どんな時に使うのか?
そちらをご紹介していきます(*´∀`*)ノ
●歯の破折の診断
歯が割れているかの確認は、なかなか肉眼で把握することは難しく、確定診断が難しいです。
肉眼やレントゲンに映ってくるレベルの破折の方が珍しいかもしれません。
マイクロスコープを使うことで、ひびや破折が歯のどこまで入っているかを確認し、
歯を残せるかどうかの診断を正確にすることができます!
●難易度が高い根管治療
根管治療の際に使う場合が最も多いです。
根管が見つからない場合や、破折器具の除去、細い根管や曲がった根管の場合など
色んなケースがありますが、そういった難易度の高い根管治療で使用します。
●手術での使用
重度の歯周病の治療の1つで、歯周組織再生療法がありますが、そちらの手術の際はマイクロスコープは必須です!
インプラントのOPEや、他の手術でも使用することがあります。
●審美的な治療での使用
自費のセラミックの形成や、詰め物の治療など、審美的な治療で使うこともあります。
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いわゆる顕微鏡なので、歯を細部まで見たい時の使用が主です。
当院では、通常の治療でも数倍の視野で視れる拡大鏡をしているので、マイクロスコープを使用するときは主に根管内をみたい時に使うことが多いです。
マイクロスコープを使っての治療は、普段と違って視野と手元が逆で、連動しません。
練習と技術が必要とされるので、とても難易度が高いんですよ(๑•̀ •́)و✧
日本の施設における普及率はなんと5%以下と言われています。
当院には、マイクロスコープを導入しているからといった理由でいらっしゃる方もいます。
マイクロスコープがある歯科医院を選ぶのも、ひとつの手かもしれませんね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )