2024年3月25日(月曜日)
硬い食べ物の危険性

こんにちは!

 

 

今回は、硬い食べ物と歯への影響についてお話したいと思います。

 

硬い食べ物は、顎を鍛えたり、よく噛むことによって脳が活性化されるなどプラスの影響はよく聞きますよね。

しかし、歯にはどうでしょうか。

歯にもいいことだと思っている方、多いのではないでしょうか?

歯は、人間の中で最も硬い組織です。鉄よりも硬いなんてことも言われています。

 

しかし結論からいうと、硬いものをたくさん食べたり頻繁に食べるのは、歯にはあまり良くありません( •﹏• )

歯が強くなるんじゃないの?と思うかもしれませんが、

蓄積した負担に耐え切れなくなり、歯が割れる原因になるのです( ´;ω;` )

 

歯が割れると抜歯をしなければならないケースが多いです。歯を失うのは避けたいですよね。。。

もちろん単純に、硬いものを食べると歯が欠けることもあります。

エナメル質が割れたり欠けたりすると、噛んだときに痛みが出たり、冷たいものがしみることがあります。

割れ目やひびから細菌が侵入すると、歯の神経が炎症を起こし、神経の治療をせざるおえなくなる場合もあるのです。

硬い食べ物といえば、フランスパンやおせんべい、ナッツ類などがあると思いますが、

フランスパンやおせんべいなどの大きいものを食べる時、前歯でかぶりついていませんか(゚Д゚)

そうすると前歯にかなり大きな負担がかかるので、できれば小さくちぎったり割ったりしてから奥歯で噛みましょう。

特に前歯に被せ物や詰め物をしている人は割れたり欠けたりするリスクが高いので、

前歯でかぶりつく習慣を辞めた方がベターです。

上の画像のように人参を丸ごとかぶりつくのもやめた方がいいですね(笑)

ナッツが大好きで毎日たくさん食べていたら、歯が次々に割れていって次々にインプラントにしているなんていう方も患者さんの中にいます:(´◦ω◦`)

もちろん全て少量なら問題ないですが、食べ過ぎは注意です!

あとは、飴や氷をガリガリと食べているなんて方もかなり負担がかかっているのでやめましょうね((っ°ө°c));

 

以上、硬い食べ物が引き起こす危険性についてお話でしたm( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )m

食いしばりや歯ぎしりと同じように、力をかけると負担がかかります。

硬いけどおいしい物ってたくさんあると思うので、食べる時はちょっとだけ歯のことを頭の片隅においておくと、

歯が割れるリスクが減らせるかもしれませんね(。•ω- 。) ⌒

歯は、一度割れてしまったら元には戻りません。

特に神経のない歯は、神経のある歯に比べて弱く、その可能性が高いので特に気を付けましょう!(^^)!